前回記事タンニン鞣しとはに続いて、

今回はクロム鞣しについて。

 

 

 

クロム鞣しとは

古代から行われているタンニン鞣しに比べ、クロム鞣しの歴史は浅く

約100年程前にドイツで開発された鞣し方法です。

鞣し剤に硫酸クロム、重クロム酸ナトリウム、クロム塩などの合成剤を使います、

その生産性の高さから、この鞣し方法が現在、革製品の主流を占めています。

 

クロムによる鞣しをクロム鞣しという

 

クロム鞣しの特徴としては、

一般的に、柔軟性・弾力性がありよく伸びます。

またクロムで鞣された革は青白くなるので染色しやすく色も綺麗にでます。

タンニン鞣しの革より熱や火に強く、経年による変色が少ないのも特徴のひとつ。

 

クロム鞣し、タンニン鞣し、どちらも一長一短。長所であり短所。

次回は、両者の特徴を組み合わせたコンビネーション鞣しについて。

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2012年2月22日
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